Basic Design Note

サイトの「コンテンツ設計」について考えてみる。

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Content is King(コンテンツが王様)という言葉があるくらい、WEBサイトにとって、とても重要なものが「コンテンツ」です。伝えたい「相手」に対して、どういった情報を準備しておく必要があるのか前回同様に順を追って考えてみましょう。

■サイトを構成する様々なコンテンツ

「コンテンツ」とは、サイトに掲載されている一つ一つの情報の事を指しています。

例えば、会社紹介のページであったり、商品紹介、購入ページ、プライバシーポリシーや利用規約に関するページなど・・・。それらの情報が、ひと塊になっているのが「WEBサイト(WEBページの集まり)」となるわけです。

■コンテンツの役割ってなんだろう?

コンテンツが果たす役割は2つあると考えます。

コンテンツが果たす役割

前回の記事でも書きましたが、サイト運営者には「運営する目的」があり、サイトに訪れるユーザーにも何かしらの「目的」が存在します。こういった部分から考えると、コンテンツの役割とは、「双方(サイト側とユーザー側)の目的を果たす為のもの」であると考える事ができます。

■サイトの目的達成の為のコンテンツとは?

前回の記事でも掲載した「目的」から考えてみます。

サイト作成する時の「目的」の一例

これらの目的には「導きたい結果」がありました。

一例の場合の「導きたい結果」

サイトが上記のような「結果」に至るためには、訪れたユーザーを「導く」必要があることと、行動を起こしてもらうために、「提案」をしていく必要があります。

PRをするのであれば、PRするもの(会社・商品・イベント)の詳細な情報を掲載する必要があり、販売するのであれば、商品の情報、購入後のメリットなど。依頼や問い合わせならば、お問い合わせフォームや依頼方法の手順などを用意しないといけませんね。

つまり、サイトの目的達成の為には、「ユーザーの目的を果たす為のヒントや、答えを与えられるコンテンツ」でなければいけないのです。(目的への道しるべといった感じですね。)

■ユーザーの行動を助けるためのコンテンツ

ECサイトでよく見かける「特定商取引法に関する表記」や「ご利用案内」といったページは、ユーザーの「商品を購入する」という行動を助ける為のコンテンツでは無いでしょうか。

サイトで商品を購入する上でユーザーが知りたい情報は・・・

上の項目は「特定商取引法」によって通信販売をするサイトでは、表示が義務付けられているので、必ず掲載が必要なのですが、こういった情報は結果としてユーザーを安心して「商品購入」へ導くコンテンツになりますね。

また、サイトによっては購入から商品が届くまでの「プロセス」を時系列で掲載したり、購入ページの案内などを掲載したりしているサイトもあります。

▶特定商取引に関する法律:Wikipedia

その他のコンテンツとしては、「よくあるご質問」が思い当たるのではないでしょうか。

過去に寄せられた多くの質問と回答をページにあらかじめ掲載しておくことで、ユーザー自身が事前に問題を解決し、次の行動に役立てる事ができますね。また、こういったコンテンツは、運営者への問い合わせ件数を減らせるといったメリットもあったりします。

つまり、ユーザーの行動を助けるためのコンテンツとは、ユーザーがサイトを利用して目的を果たす為に「疑問や不安を解消する(できる)コンテンツ」でもあるわけですね。

■ユーザーの目的達成を助けるためのコンテンツ

サイトに訪れるユーザーの目的に合わせたコンテンツとは、どういったコンテンツが該当するんでしょうか?

前回の記事でも例にした、「太陽光発電パネルの製造・販売をしている会社のサイト」から考えてみましょう。

会社と商品の情報 これらの情報からターゲットを考えると…

これらの情報を基にして考える場合、まず最初に見ておかないといけないのは「ターゲット」です。

まず、「持ち家(一戸建て)」に住んでいる方に対しては、商品の提案として「太陽光発電パネルの紹介」を行うコンテンツがまず一番に考えられます。

しかし、「太陽光発電パネルの紹介」のコンテンツだけではユーザーが商品購入に至る「動機」にはなりにくいです。何故なら、その商品を使うことで得られる「メリット」が、このコンテンツだけでは伝わりきらないからです。

さらに見ていくと、このターゲットの中に「電気代を節約したい」という部分と「安い費用で導入したい」の2つの具体的な欲求があります。

次に会社と商品の情報の中を見てみましょう。そこには「電気代の節約」と「工事費用が安い」という、ターゲットの欲求にマッチする情報が含まれているのがわかります。

と言うことは、ユーザーの 「電気代の節約ができる」と「工事費用を安くできる」という2つの欲求に対して、「商品のメリット」を書いた、それぞれのコンテンツを作成する必要が出てきます。

この2つのコンテンツがあることで、ユーザーは「このサイトには自分にとって有益な情報がある。」と認識し、ユーザーにとって「目的を果たす事ができる(であろう)サイト」となるわけですね。

■コンテンツの質を高めるために

作るべきコンテンツは決まったけど、それらをどういう風にまとめて行くのかが本当に難しい所ですね。ただ単に「電気代が安くなります!」と書いているだけでは、イマイチ説得力が無いですね。

より説得力を増やすために、もう少し掘り下げて、コンテンツの質を高められないか考えてみましょう。

「電気代の節約」「安い費用で導入」という「目的」をユーザーは果たしたい訳ですよね。と言うことは、これらの目的が果たせるための「理由」がコンテンツに必要となってきます。

なぜ「電気代の節約」が可能なのか?を考える。 なぜ「安い費用で導入」が可能なのか?を考える。

といった様に、それぞれの目的に対して、対応できる「理由」を見つける事ができました。これらの理由を詳細に記載していくことで、ユーザーに対して「具体的なメリットを提案できる」コンテンツが作れるといったかんじです。

また、それ以外にも次のようなコンテンツをサイトに盛り込んでおく必要もあるのではないかと思います。

サイトに盛り込んでおく必要がある他のコンテンツ

上の3つは「行動を助ける為のコンテンツ」としても捉えられますが、こういった「導入に向けての情報」が充実することで、ユーザーの目的が達成され、サイトが掲げた目的も達成できるのではないでしょうか。

■今回のまとめ

コンテンツを考えていく上で大切な事の一つとして、序盤でも書いたとおり「ユーザーの目的を果たす為のヒントや、答えを与えられるコンテンツ」であるかを考える事です。

サイトに訪れても、欲しい情報が手に入らない、サイトの目的と掲載している情報が一致しない、情報が乏しいとなると、ユーザーは簡単に離れていきます。訪れるユーザーの目的をどこまで見極められるかが、コンテンツ作成の鍵となりますね。

また、サイト目的やターゲットが変われば、作るコンテンツも変わります。それ以外には制作範囲や予算によって初期段階で作れる幅も変わってくるので、本当に必要なコンテンツが何かを考え、選ぶ事もコンテンツ作成では重要です。

それと、掲載するコンテンツはいずれ古くなってしまいます。古い情報をいつまでも掲載し続ける事は、ユーザーにとって有益な事ではありません。定期的に新しい情報に書き換えていく必要がある事も忘れないようにしたいですね。

今回も、僕の場合のコンテンツの導き出し方をざっくり書いてみましたが、本当に「コンテンツの質」をより良くするためには、まだまだ深く考えないといけない部分がたくさんあります。

細かい部分は、また別の機会にまとめていければいいなと考えています。(今のところ時期は未定です。)

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